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日常における英文ライティングを学ぶことの重要性

2021.08.31 /Tips

はじめに

「日本の英語教育は読み書き中心」などと言われることも多いですが、実は英語におけるライティングは時間をかけて学ぶ機会が非常に少ない技能です。ここでの「ライティング」とは、単なる和文英訳や整序問題というよりも、英作文・エッセイライティングといった「自分でゼロから文章を組み立てる」ものを指します。
自分の考えを英語で表現するという特質上、決まった答えがないことも多く、教える側の採点やチェックの負担も大きいことから、特に学校教育などではリーディングやリスニングに比べて時間をかけて深く学ぶことが少ないといえます。また特に大学共通入試テストなどの受験英語においては、基本的に与えられた選択肢から選んで回答することが中心になり、自分で書く内容を考えて文章を作るようなライティングは二次試験などにおける一部として出題されることが多い状況です。そのため、受験内容によってはライティングの勉強を一切やっていないということもあるでしょう。

 

しかし現実の日常的なシーンやビジネスシーンにおいては、文字を書く機会は非常に多いものです。そのため、これまで英語のライティングをあまり深く学ぶ機会のなかった方は、突然仕事や日常生活で英文ライティングが必要となると、「少しの文章を書くのにもすごく時間がかかってしまう」「ちゃんと伝わっているのかわからない」といった不安や悩みを抱えていることも多いかと思います。
この記事では、日常的にライティング技術がどういったところで活用されているか、ライティングができないとどのような問題が起こるのかを見ていきながら、ライティングを学ぶ重要性について考えてみましょう。

 

日常的なライティングの活用場面

特にリモートワークが当たり前になった昨今、オンラインミーティングが行われるのと同様に、文字でのコミュニケーションも多くなってきています。メールでやり取りをしたり、チャットアプリを使ってプロジェクトの進捗管理をしたりといったことは、今や日常茶飯事で行われていると言っても過言ではないでしょう。

 

それ以外にも、会議の議事録を作ったり、プレゼンのための資料を作ったり、何らかの提出書類を作ったりなど、文字を書かなければならない状況は枚挙に暇がありません。同僚にメモを残すのもそうですし、転職をしようと思って履歴書を書くというのもそうですし、何らかのイベントや企画などに応募するときに「応募動機」といった項目を書く必要があるというのもそうです。

 

メールやチャットでのやり取りがメインの場合はそこまで専門的なライティング技術が求められることはありませんが、それでも分かりやすい表現を使うことは大切です。だらだらと長文を書いてしまったり、情報を詰め込み過ぎたり、主語や対象が明確でなく何の話か分からない文章になっていたりすると、「結局なにが言いたいんだ?」と思われてしまう可能性も少なくありません。

 

加えて、文字だけでコミュニケーションする場合には非言語情報(表情や声のトーン、言い方、雰囲気など)がありませんから、誤解を与えないような言い方を模索しなければなりません。本当は怒っていないのに怒っているような印象のメッセージになってしまったり、早急に返事が欲しいのに余裕があるかのような印象のメッセージになってしまったりすると、コミュニケーションに支障が出てくることもあるのです。

 

ライティングを学ぶ意義

上記の通り、日本語ができれば明確で誤解のないコミュニケーションができるとは限らないのと同じように、英語を勉強したからといってそのまま優れた英文ライティングができるわけではありません。ライティングとは、自分の意見を分かりやすく相手に伝えるための作文技術であるからです。

 

分かりやすい表現の根幹にあるのは文法や語彙の選択ですから、まずはこれまでインプットで学んだ文法知識や語彙知識をアウトプットで使えるようにしていく必要があります。加えて、特にある程度まとまった文章を書くときには、どういった文章の組み立てにするべきか、論旨をどのように展開していくかといったことも重要になってきます。

 

これは決して誰もが文豪のような表現力や文章力を備えなければいけないということではありません。もっと言えば、ビジネスシーンにおいてそういった独創的な文章力は不要どころか邪魔になることすらあるでしょう。なぜならビジネスシーンにおいては『情緒溢れる読ませる文章』を書けるよりも、『分かりやすく簡潔な文章』を書けることの方が価値があるからです。メールやチャットでのやり取りではその場に合わせた適切なトーンで内容が伝わるようにしていくことが必要になります。

 

ライティングの形式について

前述したように、ライティングのコミュニケーションにおいては文章構成や場面に応じた適切なトーンが重要となります。つまり、「ある程度書き方が決まっている」と言い換えることができるのです。

 

ビジネスシーンにおいて必要とされる作文技術とは、作家や小説家のように先天的なセンスが必要なものではなく、第三者からのフィードバックを経て獲得していくことができる技術でもあるのです。例えばメールではこういう書き方をするがチャットではこういう書き方をするといったようなことや、こういう資料のときにはこういうまとめ方をすると分かりやすいといったようなことを、多くの人は就職してから実地訓練で覚えていくことになります。

 

英語の場合、そもそも日本とは文化が異なるため、この「決まった型」が日本とは異なっている場合も多々あります。分かりやすい例でいえば、日本語では定型句として使われる「いつもお世話になっております」や「お疲れ様です」などは、英語に直訳することができないフレーズです。また日本語とは文法が異なるため、言葉の順序も変わってきます。
例えば、「私はあなたを愛しています」の情報の順序は『私』『あなた』『愛している』ですが、I love you. の情報の順序は『私』『愛している』『あなた』です。こうした理由から、日本語をそのまま英訳したとしても優れた英作文になるとは限りません。こうしたポイントは、英文ライティングとして訓練を積むことが大切なのです。

 

しかし、普段から英語を使って仕事をしていると、中々踏み込んだ指摘をしてもらう機会は多くないでしょう。そもそも英文法について深く理解し、その上でライティングまで指導できる人材はあまり一般に多くありません。だからこそ、自ら積極的に「第三者からのフィードバック」を求めていくことが非常に大切になります。そうした意味で、プロの校正を受けるのも良いでしょう。

 

まとめ

ライティング技術というと「英語はちょっと話せれば良いから」と敬遠されがちですが、実際には文章を書くスキルは日常シーンやビジネスシーンに浸透して当たり前のように使われています。ただそれは、特別な文章力が必要ということではなく、そういった場面に合わせて必要とされる『書き方』を知っているかどうかということなのです。

 

その書き方は、多くの場合は実際の仕事の中で学んでいくことになります。しかし英語の場合はそういった機会に恵まれないことも多く、また文法や語彙力についてのフィードバックを得ることが難しいといった場面もあります。そういうときには校正のサービスを利用して自分が書いた英文をブラッシュアップしてもらったりフィードバックを受けたりしてより良い英文を書けるようにしておくと後学のためになるでしょう。

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